ガツンと酔いたい気分で向かった錦糸町OLD SCOT。なんでそんなになったかは、書くかもしれないし、書かないかもしれない。非公開設定で書くかもしれないし、全然違う場所に書くかもしれない。
まぁ、モヤモヤした気分で向かったんだけど、こーゆー時に限って惹かれるものがあるんだよね。
おいらの目の前で封切られた2本のウィスキー。どちらも手書きのシリアルナンバーが入った、市中に出回ることのないものだそうな。
普段はウィスキーなんか呑まない・・・っつーか、ウィスキーなぞ呑んだら、寝るか、
『考える人』になるおいら。普段は絶対口にしまへん。だけど今日は違ったんだなー。封切られたばっかりだから、これを呑んだ客もいなければ、バーテンのおにいちゃんもおねえちゃんも呑んでいない。ってなわけで、今日のテンションも相まって、テイスティングってことで呑ませてもらいやした。馴染み客の役得だね。
10minutes later・・・
左から順に、マドラー、チェーサー、トニックウォーター、93年物、ナッツリキュール、90年物、トニックウォーターで割った90年物、GLENLIBETの18年、・・・と・・・一番右端は覚えてないw
えーと、まー、そのー・・・
きついがな!
縁起物だから割るのはいかんと思ってさ、ストレートでくいっといったわけよ。なんつーの、
ムリ!
いやさ、最初にビンを手にしてしげしげと眺めてて、62%だの、58%だのって書かれてあるのはわかってた。その昔はニコラシカ(ブランデーの原液+レモンスライス+砂糖、ここで出されるのは度数80以上w)もクピっとやってたから何とかなるだろうと思ってたんだけどさ、体質なのかな、ウィスキーのストレートは絶対ムリだってことを再認識させられました。
で、あっちゅー間に『考える人』になったおいらを笑いつつ出してくれたのが、これら割るものたちだったわけで。いやぁ、トニックウォーターがこんなにかわいいやつだったとは知らなかった。ナッツリキュールで割ると、おいらみたいなウィスキーが苦手なヤツでもおいしく呑めるとは知らなかった。90年物は舌の上に乗せておくとすごくうま味がわかる。かなりうまし!さすが、サントリーが温存させてただけのことはあるなぁ、と呑めないくせに通ぶってみたりw
「やっぱりウィスキーはダメだよ。カナディアンウィスキーがいっぱいいっぱいだね。」と本音をこぼしてみた。そしたら、店長を兼ねるバーテンのおにいちゃん曰く、そういうお客さんにウィスキーを好きになってもらうのがバーテンの喜びだと。へぇ。じゃーおいらでもうまいと思えるものを出してみてよ。
THE GLENLIBETの18年
うんめええ!!(はあと)
何でもコイツは1824年にスコットランドで政府に初めて認可された酒だそうで、認可される前から数えると何百年と愛されているスコッチだそうです。GLENLIBETで作られているスコッチはみんな『GLENLIBET』と名付けるらしいんだけど、頭にTHEをつけることが許されるのはGEORGEさんが作ったものだけだそうで。
確かにおいらにとってのウィスキーの認識が変わりやした。コイツだけは最後までストレートで呑んだもんね。もったいなくて割れないってのが正直なとこだけどさ。
ってなわけで、話し込んでうまい酒呑んで、笑って笑われて。結局来た時のモヤモヤはすっかり飛んでっちまったおいら。なんてお手軽で単純なんだか。
そうそう。
なんだか表彰されたみたいね。年に2人(2組)程度しかもらえない、ありがたい賞なんだと。表彰式のためにスコットランドまで招待されたんだってさ。ベストなんとかアンバサダーって書いてあった(ような気がしないでもない)けど、ヨイヨイのおいらには何がなんだかわからんちん。絶対載せちゃダメって言われたけど、彫られた名前がいい感じでボヤけてるから載せてみたw
頼む時は、「ザ・グレンリベットの18年」って言えばOKらしいっすよ。
ついでにおみや(THE GLENLIBETの12年と結構立派なコースター)をもらってきた。
やっぱり馴染みは得じゃ。